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歯科医師とは?歯科衛生士とは?

2023年6月14日

こんにちは。院長の千秋です。歯科医師と歯科衛生士の違いや役割、お仕事・業務はご存じでしょうか?
歯科医師の役割やお仕事・業務は、ある程度ご存じかも知れませんが歯科衛生士の役割やお仕事・業務は皆様にとってあまり馴染みがないまたは聞いたことがないという方が大変多いと思われます。
今回は歯科医師と歯科衛生士の違いや仕事・役割等を説明させて頂きたいと思います。
特に歯科衛生士について少しでも多く知って頂けると幸甚に存じます。

歯科医師の仕事と役割

歯科医師は、わかりやすくお話すると歯の治療を行うのが仕事で、仕事内容は、虫歯や歯周病の治療、予防処置、機能回復、歯並びを治す矯正治療、親知らず等の抜歯が必要な口腔外科治療があります。

虫歯や歯周病の治療

苫小牧 歯医者 虫歯と歯周病の治療 千秋歯科医院虫歯や歯周病の治療は、歯科医師のメインとなる仕事になります。
虫歯や歯周病の状態を正確に把握するため、X線写真やCT写真を撮影し、診断を行います。
虫歯の治療は虫歯部分を削って、レジンを充填する、型を取って金属の詰め物をsetします。
歯周病治療では、歯茎の検査を行い、歯垢や歯石を除去し、歯の表面をきれいにしていきます。
歯石除去や着色等のクリーニングは、歯科衛生士が行う業務の一部です。

予防処置

苫小牧 歯医者 歯の予防処置 千秋歯科医院歯の治療をするだけでなく、虫歯や歯周病にならないように予防する処置も行っています。
定期健診を行い、歯や歯茎の状態を確認します。
虫歯や歯周病は、生活習慣に影響されるため、きちんとした歯磨きを患者様自身が確実に行えることが重要になっていきます。
正確な歯磨きを行えるようにすることや口腔ケアを指導することも重要な役割です。
上記のような処置または保健指導は、歯科衛生士が中心となって行います。

口腔機能回復

苫小牧 歯医者 歯の機能回復 千秋歯科医院歯の機能を回復させることも歯科医師の重要な仕事の一つです。
虫歯で歯を大きく削ったり、やむを得なく歯を抜いたりすると咬むことができなくなったり、咬み合わせがずれたりして、咀嚼機能がうまく働かなくなります。
大きく欠損した歯には金属の冠を被せたり、抜けた歯の部分には、ブリッジを入れたり、入れ歯を入れたりします。
場合によっては、保険外の治療にはなりますがインプラント(人口歯根)手術を行い、歯のない部分に歯を入れたりします。

矯正治療

苫小牧 歯医者 歯の矯正治療 千秋歯科医院歯並びを治すことも全ての歯科医師ができるわけではないですが歯科医師の業務になります。
歯並びが悪く、見た目も悪いだけでなく、しっかり咬むことができない、うまく発音ができないという問題を多々引き起こします。
歯並びが悪いことで歯磨きがしっかりできず、汚れや細菌が残り、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。
矯正治療は、歯にブラケットをつけてワイヤーを装着して少しずつ歯を動かします。
近年では歯にブラケットをつけずにマウスピースを装着して歯を動かすマウスピース矯正もあります。

口腔外科治療

苫小牧 歯医者 口腔外科 千秋歯科医院口腔外科治療とは、口の中、顎、顔面およびその隣接組織に現れる先天性または後天性の疾患を治療します。
歯が原因となるものから口腔癌、交通事故やスポーツ等の外傷、顎変形症、唾液腺疾患などの外科的疾患や口腔粘膜、神経性疾患、口臭等の内科的疾患の治療も行います。
治療によって口腔・顎・顔面の形態や機能を回復させます。
主に大学病院や公的な病院での治療が主体となります。

歯科衛生士の仕事と役割

歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的としています。
歯科衛生士の業務は、歯科疾患の予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導の3つと歯科衛生士法で定められていて、専門性の高い知識・技術を必要とします。

歯科疾患の予防処置

歯を失う原因の90%が虫歯と歯周病の二大疾患と言われています。
国民の多くが罹患しており、この二大疾患を予防する処置として歯垢や歯石の除去、歯のクリーニングやスケーリング、口腔内の汚れを専門的に除去する機械的歯面清掃、フッ素等の薬物塗布など歯科衛生士による予防的な処置法があります。
特に重要なのがスケーリングで、虫歯や歯周病の原因となる細菌を除去し、口内環境を保つことによって歯科疾患の予防となり、歯科衛生士によるケアが必要です。
また、歯や歯茎の状態を確認し、歯周病の検査も歯科衛生士が行います。

歯科診療の補助・アシスト

歯科衛生士は、歯科医師の指示・指導を受けて治療や手術の補助など歯科治療の一部を担当し、歯科診療を円滑に行うために重要な役割を果たします。
歯科医師が行う業務には、絶対的歯科医行為と相対的歯科医行為の2つがあります。
相対的歯科医行為は、歯科衛生士の能力や経験等に応じて診療業務の行為が可能です。
ただし歯科医師の監視下で行わないといけません。
歯科衛生士は、歯科医師と患者様とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を構築していくためにも歯科衛生士の役割は大変重要です。

歯科保健指導

歯科衛生士には、虫歯や歯周病などの生活習慣病の予防を行う歯科保健指導があります。
具体的には患者様に対し歯磨き指導を行います。
歯科衛生士が患者様個々にあった適切な歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、歯磨剤を選択し歯磨き指導や食生活指導を行います。
虫歯や歯周病になる原因をわかりやすく伝えることで予防に関するモチベーションを形成していきます。
また寝たきりの患者様や要介護の患者様等に対する訪問口腔ケア行うこともあります。
さらに最近では高齢者の患者様や要介護者の患者様に適した食べ物の食べ方や咬み方を通した食育支援、咀嚼や嚥下力を強くする摂食・嚥下機能訓練などの歯科保健指導の分野で歯科医師と共に歯科衛生士の活躍が期待されております。

この説明を読んで少しでも歯科衛生士の仕事を理解して頂き興味を引き、また魅力的で一生仕事ができるとわかって頂けたら幸甚に存じます。

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